人工芝のカットと貼り合わせをキレイに!ポイントを分かりやすく解説

庭やベランダバルコニーなどを緑で彩りたいとき、手軽に自然な雰囲気を取り入れられるのが人工芝です。

耐久性が高く手入れも簡単なこの素材は、施工のコツさえ押さえればDIYでも十分に美しく仕上げることができます。

特に重要なのがカットと貼り合わせの工程で、ここを丁寧に行うことで見た目の完成度が大きく変わります。

まずカットについてですが、人工芝は裏面にある目地に沿って切るのが基本です。

表面の芝葉がバラつかないよう裏返して作業するとスムーズで、断面も自然に仕上がります。

カッターナイフは刃の切れ味が落ちやすいため、作業中にこまめに替え刃を用意しておくと良いでしょう。

複雑な形状の場所に合わせる際には事前に型紙を作っておくことで、余分な切り直しを防げます。

次に貼り合わせのポイントですが、隣り合う芝の向きが同じになるよう調整することが非常に重要です。

向きが異なると光の反射によって色の違いが目立ち、不自然なラインが出てしまうため注意が必要なのです。

ジョイント部分は専用の接着テープまたはボンドを使ってしっかり固定し、数時間は踏まないようにして圧着させましょう。

隙間が空いてしまわないよう、重なり部分は2〜3cm程度を目安に調整しながらカットして合わせるときれいに収まります。

施工後は接合部を手でならして目立たなくするひと手間を加えることで、より自然な仕上がりになるのです。

全体が整ったら表面をブラシで整えたり、水で軽く流したりするとさらにリアルな風合いに近づきます。

人工芝は正しく施工すれば長期間美しさを保つことができるため、初期の手間を惜しまないことが成功の鍵です。


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