家具のキズも愛着に変える!おしゃれに隠すリペアのポイントとは
長年使い続けている家具には少しずつキズが増えていきますが、それもまた暮らしの歴史の一部で味わい深いものです。
ただし見た目が気になる場合には、上手に隠したり修復したりすることで美観を損なわずに愛着を深めることができます。
特にリビングやダイニングなど目につきやすい場所にあるテーブルやチェストなどは、小さな傷であっても気になることがあります。
そんなときにまず試してほしいのが、リペア専用のクレヨンタイプの補修材です。
家具の色に近いものを選んで塗り込めば、浅いキズならほとんど目立たなくなります。
深めの傷にはウッドパテやタッチアップペンが有効で、塗装後に軽く磨くことで違和感のない仕上がりになるのです。
これらのリペア用品はホームセンターやネットでも手軽に手に入り、DIY初心者でも扱いやすいのが魅力です。
あえてキズを隠すのではなく、おしゃれなアイテムでカバーしてインテリアのアクセントに変えてしまう方法もあります。
例えばソファの脚に傷がある場合にはファブリックカバーを使うことで温かみを演出できますしテーブルの角が欠けてしまった場合にはランナーやクロスを掛けることで、むしろスタイルアップが図れます。
家具の上に植物や雑貨をディスプレイすることで、視線をそらしつつ魅力的な空間に仕上げることも可能です。
家具のダメージは使い続けていれば誰にでも起こることですがそれを「劣化」と捉えるか「味」と見るかで、その後の対処が大きく変わります。
修復の手間を楽しみながら自分だけのオリジナルな風合いを生み出すことで、暮らしに対する愛着が一層深まることでしょう。
手をかけた家具は、新品にはない価値と魅力を持つ存在になります。